サイトやWEBシステムを自動操作する

googleスプレットシートで顧客からの「お問い合わせ」情報を手動でWEBシステムに入力している顧客に対して、自働でその処理を行うプログラムを作った。

Puppeteerというブラウザ自動操作ライブラリを使用しました。

RPAで作ればいいじゃないか?と思われるだろうが、
WEBシステム側が海外で作られたかなりややこしいシステムで、RPAのブラウザ自動操作でよく使われるXpathでの要素指定が全くできない物でした。

なので、Puppeteerというライブラリを使って、あらゆる方法を駆使して要素を特定しました。

ここが一番難しかったです。

また、今はやりのSPA(シングルページアプリケーション)だったこともあり、単純な描画待ち処理では、うまく動作せず、独自の描画待ち処理を書いたりしました。

Puppeteerのサイトはこちら

効果

このシステムができる前は、毎日3時間ぐらい事務員さんが作業を行っていたようですが、
システムを起動するだけで作業が自動で行われるので、放置すればよく、
4万円の中古ノートPCを事務員さんのパソコンの横に置いて、ポチっとするだけになりました。

RPAとPuppeteerの違い

RPAはパソコンで行うあらゆる作業を自動化する為のロボット的なシステムです。
対するPuppeteerはブラウザを操作するためのプログラム言語の部品集です。

RPAはプログラム言語を使えない人でも、ロボットが行うべき作業を指定できるようにマウスで操作しますが、
Puppeteerは本気でプログラムを書いていきます。

その代わり、 Puppeteer は自由度が高いです。WEBシステムに対してなんでもできます。