ノーコードという選択

私はプログラマーです。

しかしながら、
プログラムをする必要が減ってきているのかもしれません。

今御覧のサイトのように、
WEBサイトは今やWordpress一強の時代になりました。

WordPressってCMS(コンテンツマネジメントシステム)のノーコードなんですよ。

正しく言うと、
WordPress+Advanced Custom FieldsCustom Post Type UI
WordPressをCMSに改造しちゃうんですけどね。

昔は独自に構築していたWEBサイトのCMS

ほんの10年前ぐらいまでは、
少し大きな企業のWEBサイトのCMSはどこも
独自CMSを構築して至ったご存じでしたか?

しかし7年ぐらい前から大きく変わってきたのです。

10年前、Wordpressはブログを作成できるオープンソースのプロジェクトとして
たくさん導入されていました、
そこに、Advanced Custom FieldsCustom Post Type UIという
2つのプラグインが発表されることで
一気にCMSとして利用され始めました。

それまでプログラマーが居なければ作る事も出来なかったCMSが
WEBデザイナーやコーダーでも構築する事ができるようになったのです。

そこからの展開は早かったです。

今や大企業のサイトでもWordpressを利用するようになってきました。
ついこの前も日本人なら誰でも知っている企業のサイト構築のお手伝いを
させていただきましたが、
WordPressで構築しましたから。

ツールは大企業から中小企業に伝わっていく

昔はWEBサイトを持っている企業は大企業だけでした。
それが今や
どのような規模の企業でも、WEBサイトを持っています。
また、
パソコンで業務を管理しているのも、昔は大企業だけでした。
今では、中小起動でもエクセルでの業務管理を行っています。

この流れが業務システムでも始まるんじゃないかと思っています、
ノーコードの発展によってです。

システムは高いし、自分じゃ作れない

今までなぜ中小企業にシステム導入が少なかったかというと、
システム構築にはけっこうな費用がかかります。
最低でも300万円からですからね。

じゃあ安く作ろうとして自分たちで作ろうとしてもうまくいきませんでした。
システムを作れるぐらいのスキルがあれば、
人のシステムを作った方がお金になりますからね。

そして、
発注すると出来上がるまでどんなシステムになるのかを触る事はできません。
そんな状況でしたので、ほとんどのシステム構築は失敗していきました。
統計的には、70%のシステム開発が失敗するそうです。

だから中小企業では多くの企業がエクセルで業務を管理していました。

どこの企業も安くて、簡単にシステムが作れれば、
システムを導入したいのです。

ノーコードこそ、中小企業のミカタ

ノーコードを利用すると、
システム構築が劇的に安くなります。
劇的に早くなります。

なぜなら、自分たちで作れるからです。

というか自分たちで作れなくても、
私たちプログラマーがノーコードで作っても早く作れます。

早く作れるので安く提供できます。

また、稼働させたまま改修が安易です。

確かにノーコードでは、できない事もあります。
すべて1から構築するシステムなら制約はほぼ無く、
お金さえ出してもらえたら大体の機能は構築できます。

しかし、ちょっと便利な機能を追加するために土台から作る必要が有り、
そのために1千万払えますか?

それならば、
かゆい所に手が届かなくても、
今までエクセルでやっていた作業を簡素化して、
自動化できるシステムを作った方がよくないでしょうか?

ノーコードの導入を考えてみませんか?

ノーコードで簡易的にシステムを構築し、
一旦使ってみてはいかがでしょうか?

というお話でした。