システム屋とプロモーションとDX

システム屋ってどうも、業務効率アップとかに目が行くよね。

この頃、何件かのシステムに関する経営判断にかかわる事があったんだけど、

その全てが、「売上アップ、利益率アップをシステムで行う」という物になってきてる。

これがDXなんだろうね。

「システムを使って業務改革を行う」を実践してるよね。

逆にシステム屋の方がDXとバックオフィスの業務改善の区別がついていないんだよね。

まぁ、顧客企業の収益手法を理解・分析して、次の一手を思いつかなければ

DXなんて無理なので、システム屋がDXを手動するなんて無理なんだけどねw

少なくとも、いまDXを使用としている企業は

新開発のITシステムを軸に、本業の質を上げ、時間短縮を実現し、競合他社から顧客を奪う。

とか、

政府からの補助金を受けて、本業を軸にした新しいビジネスを行うためのITシステムを構築する。

とかだと思う。

この2点しか知らないけど、他にもいろいろなアプローチがありそうだよね。

なぜ、

ITシステムを軸にするのかというと、

ITシステムの発展によって売り上げが下がったからなんじゃないかと思ってる。

今まで、数少ない知ってる企業・担当に対して不満は有れどお願いしていた仕事を

WEBを使って新しい発注先との関係を作れるようになったからじゃないかな?

結局は、日本人が得意な、旨い、安い、早いをもっと突き詰めないと儲からなくなったんだと。

結局今までは「うまい、安い、早い」を人の努力によって実現してたけど、

働き方ナンチャラで労働者からの突き上げが厳しくなって来て、

人に頼れなくなってきたから、「早い、安い」を実現できなくなってきた。

本当に頼れる人は安い企業からはいなくなってしまうので、「うまい、安い」が実現できなくなってきた。

結局、日本は「うまい、安い、早い」でないと、儲からないので、

安くて替えのきく人を大量に使う事で実現してきたんだけど、

ついにそれに限界が来て、

人を使わない仕組みを作るしかなくなったんだろうね。

まぁ、先に売れる物(サービス・仕組み)を先に作れや。

とも思うけど、そんなものを簡単に思いつけたら誰も苦労しないので、

すぐに誰でもできる「うまい、安い、早い」にはしっちゃうんだよな~。

どうしたらいいか?

例えば、飯屋ならば、高い金を出しても行きたくなる理由を考えればいいよね?

ステーキガストはサラダバーで、たくさんの要望に応えておいしい肉を提供したよね?

要は、1店舗に行くだけで、広い要望に対応できた。

焼肉屋はどうだろう?安い焼き肉屋ではなく、常連が結構な頻度で来てくれる高い目の焼き肉屋ね。

ここは、単純に高いけど死ぬほど旨いからだろう。

要は、本当に約に立てばいい訳で、そこでしか得られない価値を提供できてるんだろう。