昨今、世間ではDXがもてはやされています。 成功事例はいろいろなメディアで見る事ができますが、 失敗事例については、あまり情報に触れる機会は無いのではないでしょうか?
本当の事をいうと、日本に有る中小企業の半数以上が DXを進めても、失敗します。
なぜ、失敗するのかを考えたので、 まとめてみたいと思います。
DXとは何か?
そもそもDXとは何なんでしょうか?
究極の所、私は 「Sierやシステム屋のマーケティング用語」 だと思っています。
ですので、 DX何てする必要はありません。
もう少し掘り下げると、DXとは「攻めのIT」だと言われます。
「ITを利用して利益を上げよう」という事です。 「ITを利用して収益構造に革命を起こそう」という事です。
ですので、いろんな企業で新しいECサイトを作ったり、 基幹システムをアップデートしてきました。
しかし、ECサイトを作ったり、基幹システムを新しくして 売り上げが上がるのでしょうか?
結果として売り上げがすこしあがってDXが成功したといえるのでしょうか?
私の経験では、ECサイトや基幹システム・在庫管理システムをアップデートしたり、新たに導入する事が、そのままDXの成功だと認識する事はできませんでした。
DXの前にIT化文化の熟成が必要
再度、DXを定義しましょう。 「現状のオペレーションをITを利用してスリム化し、各担当の作業を俗人化しない文化を作った上で、顧客の満足度を高める為にITを利用する仕組み作り」
ではいかがでしょうか?
ちなみにこれはDXの一例です。 しかし、「現状のオペレーションをITを利用してスリム化し、各担当の俗人化しない文化を作った上で、」という枕詞はDXにおいて必須だと思うのです。
また、「現状のオペレーションをITを利用してスリム化し、各担当の俗人化しない文化を作る」為には、
各担当から、
- 「この作業の俗人化を排除できないか?」
- 「現状の作業をITを利用してスリム化できないか?」
という,問題定義が無ければなりません。
この問題定義が活発に行われる状態を「IT化文化」が熟成されている と言えるのです。
DXの前にIT化文化
ですので、IT化への問題を積極的に発信できる環境や文化が必要です。
そのためには、定期的に現在やっている作業で困っている事、時間がかかっている作業を教えてもらう時間を作ります。
また、業務フローを可視化する事で、ボトルネックになっている作業を発見し、 その業務がITで解決できる物ならば、解決する。
という成功体験を各社員に体験してもらう必要が有ります。
自分の営業
ここからは、私自身の営業です。 興味の無い方は、読み飛ばしてください。
私は大阪で個人事業主として複数のお客様のITシステム構築・運用のお手伝いを行っております。
システムエンジニアとして10年以上の経験があり、
- 本当に小さなエクセルでの業務改善
- 年商150億円の企業の基幹業務システム構築
- ホームページの構築やホームページにおけるトラブルの対処
- 中古PCの導入支援
等、 IT的な業務を多岐にわたって提供しております。
システムエンジニアとして、大手システムインテグレーターや、 システム開発会社と言われる人々とも取引をおこなってきましたが 常々疑問に思っていた事が有ります。
それは
- なぜ、システム構築費用はこんなに高いんだ?
- なぜ、ほとんどのシステムは同じような機能があるのに、毎回1から構築するんだ?
- なぜ、システムエンジニアやITベンダーはお客さんと二人三脚で お客さんに寄り添ったシステムの形を提案しないんだ?
- なぜ、システムの作り方が解らない人が形だけのITツールを販売するんだ?
と言うことです。
このような問題から目を背けていては、日本のIT業界はダメになっていきます。
形だけのITシステムを導入しても意味がありません。
システム開発なんて、問題の解決策の一つでしかありません。 ITやツールを導入すれば問題が解決する訳ではありません、 そこからが、本当のスタートなのです。
スタートしてから、毎年少しづつお金をかけて頂き、少しづつ機能を拡充・改修する事で 御社にとってのエクスカリバー的なシステムが出来上がっていくのです。
そのシステムとは、
- 御社の営業活動を支援し、
- 意思決定を支援し、
- バックオフィスの作業を単純化する
為のツール群なのです。
私にできることは、
このシステムを作理始めるスタートまでの期間を【なるべく早く】、【なるべく安く】、【なるべく小さく】するご提案と、 スタートした後サポートです。
よければ、そのITシステムの事、相談してみてください。